すっかり一日ごとに秋の深まりを感じつつ

朝晩の肌寒さに

「う～ん、今日はなんのキモノにしようかなァ～」と嬉しい悩み

突然ですが・・・

「寒いときは着物コート派？？　羽織派？？」

はい。

どっちとも好きですが、しいて言えば羽織が大好き

羽織を着れば、せっかくコーデした帯や帯締めが見せられるし

ホテルやレストランとかに入っても羽織は着ていてもOKだし

それにやっぱりこだわりの羽織の裏地がチョロ見せできて楽しいし

キモノは奥が深いって言うけれど、

一つ一つのお洒落が文化だったり時代背景だったり

それを改めて思い出させてくれるような素敵な本をご紹介

京友禅の老舗、お馴染み岡重の羽裏コレクション

明治・大正・昭和に作られたなんともユニークでアートなデザインが

２００点以上も掲載されていて見ごたえありの本。

もうすでに見られてる方も多いでしょう

日本の粋と伊達　『羽裏』　岡重コレクション　

アジェット婦人画報社　著者：市田ひろみ・藤井健三

それにしても～

チョロっとしか見えない（見せない）羽織やコートの裏地に

これだけの深みがあることに感激してしまいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「キューピー文様」

今にも遊びだしそうなキューピーピエロたちが

その当時の時代を感じる日本の旗を持って楽しく踊る

なんと、男の子の羽織につけていたデザインなんですって(*^▽^*)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　「ビル群文様」

ここはシカゴかマンハッタンか・・・

異国の風景までもがモダンなアートになって羽裏になる。

なんとも神秘的で豪快な自由さが見ていてホントにひきつけられる

先日ご来店のお客様もユニークな羽裏を探しており

一緒に♪柄のものやピアノ、昔の商店街のデザインやたぬき柄・・

話もいっぱい盛り上がって楽しく選んで行かれました

来月にはその羽織も仕立てあがるのでワタシも今から楽しみ～

そして・・ハロウィンバージョン

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