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感謝のお手紙「みなさまへ」

皆様こんにちは。

KIMONOしゃなりの若林千夏です。

 

このたびご報告が遅れましたが福田屋呉服店のひとつの節目が突然訪れることになりました。私の父でもある会長取締役の佐々木光俊が去る11月26日、69歳の人生に幕を閉じることとなりました。

思い返せば福田屋呉服店、創業146年の6代目社長として地域のお客様や社員に愛され呉服業界に未経験で挑み多くの同業者様並びにメーカー各社様に助けられながら歩み続けた37年間でした。それまでの「きもの福田屋」を株式会社に設立し、「㈱福田屋呉服店」として慣れ親しむ地元、ここ栃木県宇都宮市にてリニューアル改装。さらなる顧客満足のお店づくりに励んできました。固定概念を持たず時代の先を見る目をいつも大切にし全国きもの小売店グループ「おしゃれチェーン」を経て振袖販売№1グループ「日本キモノシステム」に加入。全国から連なる地域一番店の先輩方に教えをいただきながらなんとか宇都宮のこの地で多くのお客様に日々支えられて営んできました。平成15年にはフォトスタジオ「スタジオかれん」宇都宮大通り店をオープンし更に「スタジオかれん」西那須乃木神社参道店もオープン。後継者も自ら育て上げ61歳には社長から勇退のち会長職へ。思い返せば今のKIMONOしゃなりを一回り二回りと大きく繁栄させた生涯でした。

若くして現役から退いた後は商売の時期にはできなかった土いじりや旅歩き、ジム通いや登山などが趣味になり、孫6人にいつも囲まれながら庭の芝の手入れや家庭菜園で楽しむ日々でした。いつも笑顔で話好きの父でしたが、家族みんなで仲良く楽しく過ごせたのは宝だと今更ながら感じております。

 

今後も父の気持ちを引き継ぎ、代表取締役社長(兄)佐々木英典と二人三脚、宇都宮で皆さま方から愛されるような「きもの屋さん」目指していこうと思います。また今後ともよろしくお願いいたします。

 

沢山の方々が遠方から父の葬儀に駆けつけていただきましたこと、この場を借りて御礼申し上げます。

 

感謝。



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