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創業150周年~新たなる幕開け~

この度KIMONOしゃなり創業150周年の特別イベントを下記の日程で開催します。

 

時: 2018年 3月2日(金)・3日(土)4日(日)・5日(月)

所: チサンホテル宇都宮

   宇都宮市駅前通り3-2-3 

 

 

「維新伝心」

 

ごあいさつ

皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

平素はひとかたらぬお引き立て、ご高配を賜り心より厚く御礼申し上げます。

 

さてこの度、KIMONOしゃなりは創業150周年を迎える運びとなりました。これもひとえに、いつの時代もあたたかく、素晴らしいお客様に恵まれ、支えられ、またKIMONOしゃなりを愛し、守って下さってきた社員の皆さんに囲まれ、そしてKIMONOしゃなりのお客様のために損得を超えて誠実に良品安価の商品提供に全力を努めて下さった全国のお取引様のおかげであると思う時、その全てのありとあらゆる方々に、言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいでございます。

 

「経営とは川の流れのごとし」という言葉がございます。

川を流れている水はいつも同じ水は流れてこないことから、時代の変化に対応して、常に変わり続けなさいという教えであります。

一方で川底は何百年も変わらずにあることから、変えてはいけないことは断固として変えない、かたくななまでの強い信念の教えでございます。

つまり、経営とは全てを変えていくことが良いわけでもなく、逆に何も変えないで守り続けることが良いわけでもなく、時代に応じで変えていくべきことと、時代が変わっても決して変えてはいけないことをしっかりと認識するバランス感覚が大切なのだと思います。

 

創業百年を超える老舗企業の倒産、廃業が近年多くなってきておりますのも、この「変わり続けること」に躊躇し、時代の変化に対応しきれてないからかもしれません。

 

KIMONOしゃなりが創業した150年前と現在では、時代背景も生活様式も価値観も全く異なりますが、きものが日本固有の文化であり、伝統的な民族衣装であるという本質的な一面はしっかりと守り継承しつつも、時代が求める感性やファッション性も加味し、日本女性を最も華やかに美しく表現してくれる衣装としてのアイデンティティー(存在感)を、これからも提案してまいりたいと思います。

 

時期柄、諸事ご多用のところとは存じますが、万章お繰り合わせの上、何卒ご降臨の栄を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

株式会社 福田屋呉服店

代表取締役社長 佐々木英典

 

 

 

 



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