一期一会、この言葉の重みがジーンとくる日になりました。

来年、娘さんが成人式を迎えられるということで

一ヵ月後に迫った晴れ姿をお祝いしてあげたいと

福島県浪江町から

宇都宮に引っ越してきた母娘さんが

本日ご来店されました。

今の今まで

なかなか日々の慣れぬ生活と

ゆかりのない土地での新しい環境に順応しながらも

成人式の晴れ着の一枚が用意ができずに

もう一ヶ月というこのタイミングでやっとの決断だったのでしょう。

試着をしながら

家族の愛情いっぱいのなかで

ニコニコ笑顔で喜んでくれる・・・

その奥底の計り知れない

3.11からの９ヶ月間の苦悩や悲しみ

これからのまだ何も見えない状況の中

決してその辛さも何一つ見せず

とても明るく素敵なご家族様。

ワタシの仕事はここにあります。

楽しみに待ち望んでいる

娘さんの晴れ姿を見たい

母の気持ち

父の気持ち

家族の気持ち

そして何よりお嬢さん本人の喜び

振袖を着て大人の門出を祝えることの幸せ

きっと

まだまだ成人式を迎える準備もできていないご家族も

沢山いるんでしょう。

少しでも

自分の仕事が

誰かの役に立ちますように。。。

心からの「おめでとう」を伝えたいです。

あなたへ

みんなへ

ＰＳ．大至急ガード加工が出来次第ご連絡いたします。

　　　お母様のひと針ひと針、愛情込めた振袖の仕上り

　　　私達スタッフも心より楽しみにしていますね！