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羽織誂えのときの4つのポイント(追加画像あり)

以前も書きましたが
スタッフでもいざ、羽織を誂えるのはなかなか大変でしたあせる


池田重子さんのアンティーク着物に魅せられてか
最近また羽織がとても人気。



リトル千夏ちゃんも、自分でチクチクした道行コートやポンチョ
ケープコートは持っていたんですが羽織は初めて。
(そう、彼女はこう見えて和裁士ですにひひ


いつも、アラフォ―千夏が
羽織姿でいるせいか?
せいじゃないか?
探し始めてなかなか見つからずに悩んでました。 (う~~んっ)


『楽しいきもの屋さん日記』 



1.まず、羽織を選ぶときは反物選びから

①羽尺(羽織を仕立てるための布地、7~8m)

②着尺(キモノを仕立てるための布地、12~13m)


どちらでも羽織に仕立てることは可能。
でも羽尺を選ぶと絵羽柄(全体的な柄あわせが出来ている)の羽織ができ
小紋柄や無地の着尺を選ぶと全体的な総柄文様に仕上がる。


どっちを選ぶかはお好み。


『楽しいきもの屋さん日記』 


羽織を誂える時、
しゃなりでは着尺と羽尺は半々くらいの割合。


そして彼女が選んだのは、
全体的な大きな芍薬柄の小紋着尺。

うっすらグレー地にオトナっぽい桜色の花びら。

2.そして次に悩むのが
148㎝の小柄な体系から、どんな羽織丈にするか・・・。


あまり羽織丈が長すぎると、シルエットが重すぎるし
やっぱりお尻はすっぽりカバーしたいし
いろんな羽織の見本を試着しながら
ちょうどピッタリはまったのが・・・・



ひざ丈。


『楽しいきもの屋さん日記』 


3.もちろん、羽裏(羽織の裏生地)のチョイスも悩むところ。。。


あまりにも表地が薄色なので
生地から模様が映らないようにかなり難しかったDASH!
何枚も何十枚もの見本から選んでも
なかなかピンとこなかったから、
最終手段で箪笥の奥底にあった裾まわし(八掛)。
グレー地の桜花びら模様のすっきり無地。



4.もちろん最後は羽織紐選び。

今回は、リトル千夏ちゃんが作ったお手製ビーズ羽織紐(ピンク)
これでバッチリ!

う~ん、改めて考えると意外と悩む羽織誂え。

でも・・・・・・


その一つ一つの悩みが!

楽しいんですよね~~~~~っラブラブ


・・・・・・・・・( ̄Д ̄;;


こんなに、可愛いキモノ姿でも
常に外では花粉対策のマスク着用なのはかわいそうじゃ・・・汗
あと、もうちょっとがんばれ~~



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