まさかの世界進出!?カナダの着物ワークショップ参加してきました!
しゃなりスタッフブログ帰ってまいりました!お久しぶりの千夏です。
皆さまお元気ですか~♬
まず、どこから話を始めたらいいか悩むところですが…
実は、2023年1月成人式の着付け終了と共にわたしの休職期間が始まりました。
Midlife Gap Years(ミッドライフギャップ期間)という言葉が一番しっくりくるのかもしれません。文字にすると少々大げさかもしれませんが、50歳になり、これからも前向きなワークライフバランスを続けていくために必要な、自分自身のリセット期間。
27年間、しゃなりでお客さまやスタッフと共に歩み学んできたことを、また新たな視点から次のステップに活かしてみたい。こんなわがままを快く温かく見送ってくれたお客さまたち、そしてこの機会を与えてくれた社長はじめ、スタッフや家族のみんなにただただ感謝しかありません。
そうなんです!
この記事はカナダから更新しております!
なぜカナダ?
次女が日本の高校を辞めてカナダの公立高校に編入することになったので、まあ簡単に言うとお供です。
ひょんなことから、カナダで着物
そんなこんなで、今年の成人式も華やかに200名以上のお客様の振袖姿を見送った後、2023年1月20日娘の留学先カナダ・アボッツフォード市へ引っ越してきました。
アボッツフォード市はブリティッシュコロンビア州にある人口約15万人。バンクーバーから南東70km、車で約1時間くらいの場所で、民族構成が多様な英語圏の都市です。娘の高校の授業が始まるまでの10日間でアパート探しや中古車選び、銀行口座開設などバタバタと動き回ってなんとかカナダ生活がスタートしました。
それこそ30年前(ずいぶん時は経ったなあ)アメリカ・カナダに6年ほど留学経験があるので気分はなんとなくあの頃に戻った?ような感じでしたね。年齢は戻りませんが。
なにせ、こちらには親戚も知り合いもいないので娘と渡加してつい最近(3か月が経ちました)まで高校留学生以外の日本人に出会うことが無く友達すらなかなか出来ない日々。時間はあるけど出会いがない、会話するっていってもスーパーのレジの人くらい。
そんなとき、たまたまネットで見たカナダ掲示板サイトで「着物ワークショップ」の案内。開催日直前に申込み!久しぶりに着物着てハイテンションで車でのこのこ行ってきました♪
こんな場があるのね!和の学校 WA NO GAKKOU
着物は大好き、でも現実的に広大なこのカナダの田舎町で(ちょっと郊外へ行くと馬や牛がw)ぽつんと一人、着物着るチャンスはやってこないのかなあ…と思いながらも、とりあえずスーツケースに2セットだけ着物を持ってきたのが大正解!!
やったーーーっ!
今回思い切って参加申し込みをしたのは「和の学校」。
和の学校HP【https://wanogakkou.jimdofree.com/】
カナダ・コキットラム市にある東漸寺さんでこどもと大人が日本文化を学ぶサークル。カナダ移住者、二世さん、三世さん、地元の人など、どなたでも興味のある人が参加できるコミュニティーです。
テーマは日本の年間行事にそってイベントがあり、ひな祭り、花まつり、七五三参り、成人式の厄除け法要、他にも殺陣教室、着物ワークショップ、茶会、習字教室、折り紙教室など盛りだくさん!こんな本格的な場があるんですね、まるで日本のような空間でびっくりしました。
和の学校を主宰しているTomokoさんや生徒さんに掲載許可いただいたので、今回は着物ワークショップの様子を当ブログで紹介していきたいと思います。
その前に!
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着物が着たいのよ!なんとカナダ在住20年!30年!
「カナダ来てまだ3か月の Chinatsuです~」って自己紹介する私があまりにもベイビーちゃん的な存在…他の参加者さんはカナダ在住歴大先輩!短くて15年、長い方は35年、永住してお仕事したり悠々自適に暮らしていたりしていて、たくさんカナダ生活の情報教えてくれました(きゃー、ありがたい!!)
今回参加した着物ワークショップは二部構成になっていて、
13:00~14:00 着物ワークショップ
14:00~15:00 茶話タイム
参加費 $10(約1,000円)
着付けを練習しながら、季節の着物について情報交換したり、中古着物を譲り合ったり、日本文化を愉しみましょうというコンセプト。茶話タイムではばりばり日本語トークで(海外にいるのを忘れてしまうくらい!)お菓子食べながらワイワイただのお喋り!笑
皆さん小紋や紬に名古屋帯の練習をしていました。
結び方や着付けの流派などはいろいろありますが、主宰しているTomokoさんは「最後のカタチがきっちり仕上がれば、結び方とかは楽しく自由にやりたいですね」っていうモットーなのでそれぞれのコツを教えあいながら練習するスタイルです。とっても良いですよね。
皆さんの「着物を着たい理由」聞きながら名古屋帯のレッスン。
・日本人コミュニティーのパーティーに出席するので着付け練習して自分で着ていきたい
・10月に結婚式に呼ばれているので着物着ていきたい
・カナダでも普段から着物を着て楽しみたい
・ただ着物が着たい!(←これ、わたし)
・海外だからこそ自分自身のルーツや日本の事を学びたい
・着物着てお出かけとか行きたい
宇都宮で着付け教室を主宰しているときとはまた違う視点で、改めて着物に対する意識の新鮮さを抱きながら”KIMONO”は世界共通語なんだという広がりを肌で感じました。
本日の着物コーディネート
あちゃ~、こんなことが分かっていたら日本からもっと着物持ってきたかった~!というのは後の祭りですが。今回は2セットしか持参しなかったうちの貴重な一枚を着ました笑。
大島紬とうさぎ柄の名古屋帯
母が昔よく着ていた大島紬。
普段から着用していたこの泥染めの大島は、軽くて生地のやわらかい光沢感もあり着心地の良い一枚。モノトーンでシックな落ち着きのある大島紬は帯次第でコーディネートのレパートリーが広がりますよね。
母の着物は寸法もピッタリで、寸法直しをする必要もなくこの大島紬も幾度と着用しています。今回は一日中着ていたので、帰宅してから陰干ししたあとに綺麗にたたもうとしたら!なんと裾回しがぼろぼろ切れ始めていたの発見!
あーーーーっ!汗
…ですよね。
40年くらいコンスタントに着用している大島紬ですもん、あるあるです。劣化します。日本出国する前日にバタバタよく選びもせず着物をスーツケース詰め込んでしまったので、まさかの貴重な二枚のうちの一着がこんな状態だったなんて。
今度帰国したら、ちゃんと選んで持ってこよう!!
帯は、これもあまり厳選せずに詰め込んできたというただの練習用?の名古屋帯。ベージュの織の名古屋帯にポイント柄でウサギとニワトリ。まあ、意味は分かりませんが、カジュアルコーディネートにはいい組み合わせでした。
他にも、
お客様の着物コーディネート(大島紬編)はこちらから
まとめ
久しぶりのブログ更新となりましたが、いかがでしたでしょうか!
カナダに来て、ひょんなことから新しいコミュニティーに参加して大好きな着物と再会できたこと!そんな体験が嬉しくて、やっと新天地で身も心も落ち着いてきた近況報告となりました。
バンクーバーで日本の文化を継承しながら学ぶ寺子屋のような「和の学校」。着物ワークショップだけではなく1F稽古場で開催していた殺陣教室の見学もさせていただき、こんなステキな活動が海外にもあるのだなと貴重な体験をしてきました。
遠く離れていても、着物や日本の文化に触れる喜び、改めて自分にとって大きなものなんだなぁと感じさせられる2023年春。「和の学校」Tomokoさんや、東漸寺Nobukoさんとの出会いの中で、これからも充実したカナダ生活が送れそうな希望が持てました。
カナダに来て思いがけずこのようなワークショップに参加できたこと、繋がりが出来たことがありがたい!そして新たに、他のグループでの「着付け教室」もあるとのことで、さっそくオファーをいただき着付け講師ボランティアとして登録させていただきました!
またそのレッスンの様子は次回のブログで紹介しますのでお楽しみに♪
自分が自分らしく暮らせる愉しみ、ありがたいなぁ。
50歳からのチャレンジはまだまだ続きます…。
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