寒い日のお出かけ、防寒対策

NOV 28 2023

こんにちはKIMONOしゃなりのみづきです。

着物を着た時の寒さ対策ってどんな事をしていますか？
女性の着物は身八つ口があるので、寒い時期は重ね着している割には寒く感じることもありますよね。

そこで今回は冬にカジュアルなお着物で出かける時の寒さ対策について&寒い時期におすすめな着物の種類を書いていきたいと思います。

季節によって着物の種類って変わるの？

首を冷やさないようにする

洋服でも首、手首、足首は冷やさないようにって言われていますよね。
着物の時も一緒で、首がつく部分は冷やさないようにしてあげると、だいぶ寒さが緩和されていきます。

とはいえ衣紋が抜けていて首は丸出しですし、手首も袖口が開いているので風通し抜群、足首も足袋は履いていますが、靴下のショート丈くらいしか長さが無いため温かさには欠けますよね。

お洒落且つ温かく冬を乗り切るにはどうしたら良いか、おすすめアイテム、おすすめ着物をご紹介していきます。

アームウォーマー
腕は身八つ口、袖口から風が入ってくるので、一番寒さを感じる部分だと思います。
なので手袋より長さのあるアームウォーマーが着物を着る時はおすすめです。
本当に寒い時は肘くらいまで伸ばして使ってしっかり防寒、温かくなったら手首あたりにくしゅくしゅっと撓ませておいても可愛いです。

足袋用あったかインナー
足袋の内側に履いていただくことができるソックスが足元の暖をとるのにはおすすめです！
長さはくるぶし丈とハイソックスタイプがあり、どちらも肌色っぽいようなベージュなので、裾が捲れてもあまり目立たないです。

レッグウォーマーでも大丈夫ですが、素材によっては襦袢と静電気が起きてしまい、裾捌きが悪くなってしまったり、モコモコしすぎて裾から見えた時に見栄えがイマイチだったりするので、足元は足袋用インナーが良いと思います。

NG!とまで言ってしまうと大袈裟かもしれないのですが、おすすめできない防寒アイテムもあります。

貼るカイロ
お手軽に温まるアイテムでカイロは冬のド定番品なのですが、着物の時に背中や腰、お腹周りに貼ってしまうと、暑かった時に剥がすことが出来ない為、着物の時に貼るタイプのカイロはおすすめできません。

また、帯を巻く部分にちょうどカイロが入ってしまうと、締め付けによって火傷をする可能性もあります。
どうしてもカイロを使いたい場合は貼らないタイプを持ち歩くことをオススメいたします。

タイツ、ストッキング
足の指先まであるタイツやストッキングは足袋を履くことができないため、まず無理なのですが、スパッツやレギンスのような足先までないものも、ウエストまで長さが来てしまうものは△です。
ウエストまで履きこんでしまうと帯の中に入ってしまうのでお手洗いに立った時に困ってしまいます。履くのであればローライズのものでご用意されると良いです◎
レギンスやスパッツはナイロン製のものが多いので着物を着る前に静電気防止スプレーをしておくと裾さばきに影響がなく着ることができます。