着物の種類
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こんにちは!
宇都宮に明治元年から続く呉服店、kimonoしゃなりの渡辺です。
これからの季節。
一年で最も、着物を着る機会が増えます。
「着物を着よう!」
と思い立ってみても、、。
「あの着物、何だっけ?」
「入学式に着ていけるのかな?」
そもそもの疑問がわいてきます。
ということで原点に戻り
着物の種類について
加えて
- どんな時に着るの?
- 合わせる帯、小物について
写真付きで分かりやすい!
※ご紹介するのは正絹(しょうけん)の着物。
着物はその種類も豊富です。
よく耳にする、代表的なものを集めました。
まずは「失敗したくない!」
気合い高まる(⁈)
フォーマル着物からまいりましょう。
フォーマル部門
- 訪問着(ほうもんぎ)
- 黒留袖(くろとめそで)
- 振袖(ふりそで)
カジュアル部門
- 小紋(こもん)
- 紬(つむぎ)
- お召し(おめし)
時と場合による部門
- 色無地(いろむじ)※紋ひとつでも入ると、セミフォーマルになります。
フォーマル部門
訪問着
- 入学式、卒業式、謝恩会
- 結婚式
- お見合い、結納
- 伝達式、表彰式
- レセプションパーティ、創立パーティ
- (お正月、ご挨拶回り、成人式の前撮りの母など)
一般的なフォーマルの場で着ます。
こうして見ると、汎用性がありますね。
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正装として
「きちんと感」同時に「華やかさ」のある訪問着。
未婚、既婚に関わらず着用可。
お祝いの席には欠かせません。
特長
胸、肩、裾(すそ)に柄が入り、全体がつながっています。
色、柄により雰囲気が変わります。
年代や好みで選ぶと◎。
帯=袋帯を合わせます
二重太鼓(にじゅうだいこ)は帯地が重なります。
「お祝いが重なりますように」との願いをこめて。
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帯締め=平織り
帯揚げ=綸子(りんず)、縮緬(ちりめん)素材
それぞれフォーマル用です。
小物は着物と同系色がオススメです。
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草履バック=フォーマル用
主にゴールド系、シルバー系があります。
着物の色、好みで選んでOK!
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黒留袖
- 結婚式、披露宴
主に新郎新婦の母が着ます。
(※お呼ばれの結婚式では着用しません。)
黒留袖は、既婚女性の第一礼装。
五つ紋が入り、最上格の着物です。
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帯=袋帯
おめでたい色柄だと、訪問着と兼用も可能です。
帯締め=白色に限ります。
帯揚げ=白色(金糸の入ったものも多いです)。
扇子=末広(すえひろ)と呼ばれる扇子(せんす)。
末広は帯にはさみます。
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草履バック=フォーマル用
訪問着と兼用可能。
振袖
・成人式
・卒業式(袴と合わせて)
・結婚式
・お見合い、結納
(お正月や、挨拶回り、パーティなど)
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振袖は未婚女性の第一礼装。
着物の中で最も、華やか。
振袖姿があると、場が盛り上がります。
おめでたい席には欠かせません。
帯=袋帯
振袖は華やかな変わり結びをします。
背中にお花が咲いたよう!
そのため、長さがある袋帯が基本です。
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帯締め=飾りのついたものが主流。
帯揚げ=縮緬(ちりめん)やしぼり、最近はレースデザインも!
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水引き結びのような帯締め。
リボンのような帯揚げ。
※振袖フォーマルは「華やか」が基本。
振袖ならではの特徴です。^_^。
草履バック=草履の台(ヒール部分)は高め。
ぽっくりのようなものもあります。
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相手をおもんばかる礼装の席。
それを装いで表現します。
「写真撮られて緊張しちゃった!」
「何も失礼はなかったかな?」
「明日はきっと筋肉痛だ、、。」
お疲れ様です、
ここからは自由ですよ!(笑)
カジュアル部門
小紋、紬、お召し
※小紋も紬もおしゃれ着です。
フォーマルと逆で「自分のために」楽しむ着物。
(※お召しはセミフォーマルもOK!)
こんな場面に
- 飲食の席
- 観光
- 観劇
- 落語
- コンサート
- 美術館
- 初詣
- 習い事
- (お茶会など)
「展覧会に合わせた着物」
素敵な方を見かけたことがあります。
小紋・紬の帯=名古屋帯
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結ぶとぱっと見、袋帯と同じですが、
こちらはお太鼓が一枚です。
より簡単に結べて気軽!
※半幅帯でくだけたコーディネートも楽しめます。
帯締め、帯揚げ=好きな組み合わせで楽しもう。^_^。
草履バック=着物用でなくともOK。
セットでなくともOK!
何ならブーツで行っちゃいますか?
小紋と紬、異なるのは「染めか?」「織りか?」
白生地を染めた小紋。
染めた糸で織った紬。
雰囲気も対照的で面白い。
(※お召しは織りの着物です。)
小紋
イメージとしては、「きれいめワンピース」。
「柔らかもの」と呼ばれ、しなやかな生地感が魅力です。
絹の光沢は柔らかく、顔映りも◎。
帯によって着物の表情が変わります。
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紬
エレガントな小紋に対し、通なイメージです。
光沢よりも素朴な生地感。
見慣れないと、一見絹とは分からないかもしれません。
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もとは「作業着」として着られていた紬。
例えるなら「デニム」。
実際、着物好きは紬好き。
底知れぬ魅力があります。
お召し
身分のある方のお召しもので「お召し」。
もとは男性の着物でした。
織りの着物の中でも格が高い。
セミフォーマルとして着ることも!
小紋の光沢、紬のコシ。
それぞれの特徴を合わせ持っています。
帯=名古屋帯
色柄によっては袋帯でセミフォーマルに。
草履バックも同様に合わせることができます。
時と場合による部門
色無地
- 色味による
- 紋の有無
控えめ色味→カジュアル、フォーマル両方に。
個性的な色味→カジュアルに。
帯や小物もそれに準じます。
「嫁入りに、色無地ひとつ紋を持たされました。」
こういう方は多いです。
ひとつでも、紋が入るとセミフォーマルの着物。
帯や小物も、フォーマル用を合わせます。
最近の傾向として。
紋を入れない方も多いです。
なぜ?
帯を替え、一枚の色無地を楽しめるから。
「色々な場面に着ていける」というお得感も嬉しい!
※紋は後から入れることも可能です。
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着物は難しい?
そんなことはありません。
場面によりマナーや、ドレスコードがあるのは洋服も同じ。
着物は日本の文化ですが、
日常着ではありません。
だから着付けができないのは、当たり前。
それでも人は着物に惹かれます。
舞妓さん、振袖のお嬢さん、紬を着たご婦人。
思わず「あっ」と目が行く。
そんな経験のある方は、多いのではないでしょうか?
男性の着物。
普段はあまり見ませんが、浴衣などは多いですね。
女性のように色柄が少ない分、また違う魅力があります。
お子さんの着物。
肩上げが可愛い。
これから大きくなる存在、との願いを込めて。
ほほ笑ましい限りです。
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いや〜いいですね。
素敵です。
あら。
着物を着てどちらまで?
どうぞ行ってらっしゃい。^_^。
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