前撮りの時、母も着物を着ようか迷っている方いませんか？

2024.09.07成人式お役立ち情報

こんにちは！･゜ﾟ･:.｡一期一会.｡.:･゜ﾟ･を大切にしている松川です。

今回はお母様が前撮りの際に着る着物についてご紹介させていただきます。

そもそも、なぜ着物なのでしょう。スーツで良いのではないか？
そう思う方も多いと思います。

前撮りで着物をお召しになる理由は様々です。
例えば・・・

家族の絆を深める
娘さんと一緒に着物でお揃いのコーディネートを楽しむことで、家族の絆が深まります。
伝統文化に触れる
着物を通して日本の伝統文化に触れ、次の世代へ引き継ぐことができます。
華やかな写真に
着物姿は、写真映りが良く、一生の思い出に残る美しい写真を撮影できます。
家族全員和服で撮影する方もいらっしゃいますよ♪
思い出の着物
お手持ちの着物がある場合は、それを着ることで、着物に込められた思い出も写真に刻むことができます。
祖母様にいただいたお着物や、先祖代々受け継がれている着物、娘様にお譲りする予定の着物など思い出の着物を写真として形に残すことで、思いがさらに深まります。

振袖という「和服」に合うのは同じ「和服」であることは間違いありません。
ですが、着物を着たい！と思っても、一体どんな着物を着れば良いのでしょうか。
ここで前撮りに最適な着物をアドバイスさせていただきます♪

〈前撮りでは、主役のお嬢様の晴れ姿を華やかに引き立てるため、お母様の着物選びも重要〉

【着物の種類】
〈着物を選ぶ際のポイント〉
〈コーディネートのポイント〉
〈注意点〉
最後に・・・

【着物の種類】

訪問着（ほうもんぎ）
特徴: 華やかで柄の種類が豊富。
結婚式や披露宴など、正式な場にも着られます。
おすすめポイント: 娘さんの着物とのコーディネートがしやすく、華やかな雰囲気を出したい方におすすめです。
注意点: 柄が派手すぎると、娘さんとのバランスが取りにくくなる場合があるので注意が必要です。
色無地（いろむじ）
特徴: 柄がなく、落ち着いた色合いの着物。シンプルながらも上品な印象を与えます。
おすすめポイント: どんな場面にも合わせやすく、長く愛用したい方におすすめです。
注意点: 柄がない分、小物でアクセントをつけると良いでしょう。
付け下げ（つけさげ）
特徴: 訪問着と色無地の両方の特徴を兼ね備えた着物。
訪問着ほど柄が多くなく、色無地ほど柄がないという中間的な存在です。
おすすめポイント: 訪問着ほどフォーマルではなく、色無地ほどシンプルすぎない、ちょうど良いバランスを求める方におすすめです。
注意点: 柄の出方によって、フォーマルな場でもカジュアルな場でも着こなせます。
色留袖（いろとめそで）
特徴: 訪問着よりも格の高い着物。
黒留袖は黒地に柄が入っているのが特徴ですが、色留袖は黒色以外の留袖を指します。
黒留袖は基本的に結婚式の時に着用するものですが、色留袖はパーティなどにも着用することができます。
前撮りで着用する場合は淡い色の色留袖がオススメです。
おすすめポイント: よりフォーマルな場を希望される方におすすめです。
注意点: 結婚式など、非常にフォーマルな場での着用が一般的です。
小紋（こもん）
特徴: 普段着として親しまれている着物。
カジュアルな柄が多く、気軽に着用できます。
おすすめポイント: よりカジュアルな雰囲気で前撮りをしたい方におすすめです。
カジュアルすぎると、振袖との格式の差が大きく出てしまうため、帯などで豪華なコーディネートにすることがオススメです！
注意点: フォーマルな場には不向きです。

〈着物を選ぶ際のポイント〉

お嬢様の着物とのバランス
お嬢様の着物よりも格を下げるようにしましょう。
家族写真も考慮
家族写真も撮影する場合、ご家族全員の衣装のバランスも考えましょう。
色合い
落ち着いた色合いのものがおすすめです。
白や淡いピンク、水色、薄紫などが人気です。
お嬢様の着物との色合わせも考慮しましょう。
柄
派手すぎるものは避け、控えめな柄を選ぶようにしましょう。
お嬢様の着物とのバランスも大切です。
季節
季節に合わせた色や柄を選ぶと、より美しい写真になります。
体格
体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。
母（祖母様）から譲られた着物や親戚から借りた着物などは事前に寸法を確認しておく必要があります。
着付けで調整できる範囲であれば問題ないですが、極端に寸法が合っていないと、格好悪い立ち姿になってしまいます。
思い出の写真を最高のものにするためにも、メンテナンスなど、最低限の準備は必須です。
年齢
年齢に合った着物を選びましょう。
振袖＝未婚女性が着用する第一礼装　というように、着物には格式などがあります。
ただし、一概に言えないので基本的に色柄などは好きなもので良いかと思います。

〈コーディネートのポイント〉

帯
着物に合わせた帯を選びましょう。
名古屋帯、袋帯など、様々な種類があります。
小物
帯締め、帯揚げ、バッグ、草履など、小物を合わせることで、より華やかなコーディネートになります。
ヘアスタイル
着物に合わせたヘアスタイルを選びましょう。
アップスタイルは華やかで、ダウンスタイルは優しい印象を与えます。
アクセサリー
イヤリングやネックレスなどのアクセサリーも、着物に合わせたものを選びましょう。

〈注意点〉

流行に左右されない
一時的な流行に左右されず、長く着られるような着物を選びましょう。
着心地
着心地の良さも大切です。
お手入れ:
着物のお手入れ方法を事前に確認しておきましょう。

最後に・・・

着物は購入、レンタルはどちらが良いの？という質問も多く見られます。
筆者としては「どちらでも良い」が答えです。
もちろん一式購入した方が、寸法も着用されるご本人様ぴったりに作るのでキレイにお召しになれます。
しかし、レンタルだから悪いというわけでもなく、譲り受けた古いものが悪いということも決してありません。
娘と一緒に着物が着たい、素敵な写真を残したいという気持ちですから、思い出の一枚となるのであれば、正直あまり気にせず「着たいものを着る」というのが一番です。
もしも、着物の知識がなく、どれを着れば良いのかわからないなどのご相談があれば、いつでも「福田屋呉服店　KIMONOしゃなり」までお問い合わせくださいませ〜♪

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