【保存版】「私の頃と全然違う?」今どきの振袖事情とその変化とは~お嬢様と一緒に後悔しない一着を選ぶために~

今と昔で、こんなに違う振袖の常識

お嬢様の成人式を迎えるにあたり、かつてのお母様の頃と比べて、振袖をめぐる「選び方」「着こなし」「前撮りスタイル」などは大きく様変わりしています。

昔の感覚のままで選ぶと「思っていたのと違う…」と感じるかもしれません。今どきのスタイルを知っておくことで、親子で納得のいく振袖選びができます。


時代と共に変わる価値観とニーズ

かつては「皆と似たような振袖でOK」「親戚のものを借りるのが当たり前」だった振袖選びですが、今は“自分らしさ”を大切にする時代。

InstagramやTikTokなどSNSの影響もあり、コーディネートや前撮りも個性重視になっています。

また、着物専門店では「前撮り+成人式+卒業式」までを想定した提案や、洋服感覚で振袖を楽しむコーディネートも増えています。


こんなに違う!今どき振袖の4つの変化

赤い振袖と緑のくすみ柄の振袖

1. コーディネート:王道から“私スタイル”へ

お母様の頃:

  • 赤・ピンク・古典柄が主流
  • 帯や小物は着物に合わせて「控えめ」に

今のお嬢様世代:

  • 地色は「くすみカラー」や「黒・白・グレー」も人気
  • 半衿(はんえり)や帯締め(おびじめ)にビジューやレースを取り入れることも
  • 草履ではなく、厚底のブーツを合わせる方も

→伝統の美しさを残しつつ、洋風やモードな要素をプラス。まさに“和洋折衷(わようせっちゅう)”がキーワードです。

2. 前撮り:スタジオでも“映える”時代に

お母様の頃:

  • 写真館でかしこまったスタジオ撮影が一般的

今のお嬢様世代:

  • 同じスタジオ撮影でも、背景や小道具、ライティングなどが多様化
  • ナチュラルなポージングや、“まるでロケーション撮影”のようなセットが人気
  • 家族写真も定番で、お母様が訪問着(ほうもんぎ)をお召しになることも増えています

→お嬢様にとっても、ご家族にとっても「思い出づくり」のひとつ。KIMONOしゃなりでは、お母様やごきょうだいもご一緒に、和やかで楽しい前撮りをされるご家庭が多くいらっしゃいます。

成人式の前撮り記念撮影、特別な瞬間をKIMONOしゃなりで!

3. 選び方:レンタルが主流に、購入の選択も多様化

お母様の頃:

  • 親族や知人の振袖を借りる、または購入が一般的

今のお嬢様世代:

  • 約7割が「レンタル派」
  • 残りは「購入」または「ママ振(ママふり)=お母様の振袖を今風にアレンジ」

→「一度きりの振袖に何十万円も…?」という声もありますが、今はレンタルでも仕立て付きで高品質。アレンジ小物も豊富なので、購入にそんしょくない満足度が得られます。

4. 振袖の使い方:成人式だけじゃない!

袴を着ているモデルの画像

お母様の頃:

  • 成人式のための一着で、それ以外はタンスに眠る…という方が大半

今のお嬢様世代:

  • 卒業式の袴に合わせたり、友人の結婚式やフォトウエディングに再利用する方も
  • 最近では、帯を変えて「訪問着風」に着回すアレンジも人気です

→「1回きり」ではなく、複数回使う前提で選ぶことで、コスパも満足度もアップ。

購入した振袖の成人式以外の用途って? 


まとめ

  • 今の振袖は「選ぶ・着る・撮る」すべてが“自分らしさ”重視
  • SNSや多様な選択肢が広がり、昔よりも自由に楽しめる
  • 親子で今どきの情報を共有しておくと、ミスマッチを防げる

大切なのは「今」と「想い」をつなぐ一着

お嬢様の一生に一度の成人式。

その姿を見つめるお母様の胸にも、きっとさまざまな想いがあることでしょう。

KIMONOしゃなりでは、そんなご家族の気持ちに寄り添いながら、お嬢様が「自分らしく輝ける振袖選び」をお手伝いしています。

「ママ振を今風にしたい」「どこまで用意すればいいの?」そんなご相談も大歓迎です。

どうぞ、お嬢様とご一緒に、気軽にお店にいらしてください。

特別な一日が、かけがえのない思い出となりますように――

私たちがお手伝いさせていただきます。

関連記事一覧