ママ振袖を着る時に気をつける3つのこと
こんにちは!
宇都宮に明治元年から続く呉服店kimonoしゃなりの渡辺です。
お嬢様が振袖を選ぶ時期になると、どんなふうに振袖を着たいか、または着せたいか、、、それぞれが考え始めます。
お母様ご自身が振袖をお持ちの方はここで
「自分のママ振袖をお嬢様に着せたい!」
と思う方もいらっしゃることと思います。
ただママ振袖にはレンタルや購入とは違い気をつけることがあります。
その中でも必ず必要な3つのチェックポイントを3つ、ご紹介いたします。
ママ振袖を着せたい、、、!
お嬢様がママ振袖を着る時の参考になさっていただければ幸いです^_^
ママ振袖を着る時に気をつける3つのこと
それはズバリ、
- 状態
- 寸法
- 小物
こちらの3つです。
ママ振袖を着るうえでこの3つに気をつければ、お嬢様がキレイに、今風にママ振袖を着られると思います。
それでは早速まいりますね。
1 状態
まず一番最初に必要なのが、振袖の状態を知ることです。
出してみて一番多いものが
※カビ
※黄変
などによる生地のトラブルです。
いずれも丸洗い後目立つ部分のしみ抜きをします。
が、生地の状態によってはシミが残ったり、それが高額になる場合もあります。
結構あるある!
樟脳(しょうのう)直置きによるトラブル
着物の生地の上に直接樟脳を置いてしまった!
「夏の高温などにより樟脳が溶け出し生地に染みがついてしまった。」
こんな場合も生地自体が変質してしまい、残念ながら着られる状態には戻らないこともあります。
今、ママ振袖がどんな状態なのか、把握することが第一歩になります。
2 寸法
よくママ振袖を考えているお母様から
「娘とはあまり身長も変わらないので大丈夫です。」
というお声をお聞きします。
実際にママ振袖を羽織ってみると、発覚するのがそう、
「裄問題」です。
最近のお嬢様はお母様と比べて手足が長い方が増えました。
これは普段振袖の接客をしていて実際に感じることですが、身長に対して手(裄)が長いんです。
いざママ振袖を着てみたら手首がツンツルテン!
最近結構よくありますね。
※対処法
裄が短い場合、着物の中の余り生地を出して袖を長くします。
その際中に入っていた生地と、外側の生地の色が違う場合があります。
「色かけ」をして生地の色を同じに染めたりします。
これらはほんの一部ですが、金額や時間もかかるため早めのチェックがお勧めです。
その他身長差が10センチ以上ある、骨格が違う場合も寸法直しが必要になってきます。
しかも実際には着物を解いてみないと分からなかったり、寸法直し自体ができないことも。
kimonoしゃなりではママ振袖の無料チェックサービスを随時受け付けております。
ママ振袖をお考えの方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ^_^
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小物チェック
意外と見落としがちなのが、振袖以外の小物です。
約9割以上の方が半襟や帯締め、帯揚げなどの小物を替えます。
その理由がデザインで、小物を替えることでより今風に、お嬢様の好みに寄せることができます。
それとは別に小物が、自体が経年劣化により使えない場合もあります。
気をつける2大小物、それが
1 草履バック
と
2 帯
なんです。
チェックしてみてください。
1 草履バック
どんなに高価な草履でもかかと部分は接着により着いています。
使用頻度にもよりますが、大体草履の寿命は20年くらいと言われています。
劣化するとかかと部分の接着がパカっと剥がれてしまい、大変なことになってしまいます。万が一成人式当日などにこれが起きてしまうと歩くことはおろか、お嬢様が身動きとれない事態になってしまいます。
そんな事態を避けるためにも、草履バックのチェックはマストです!
2 帯
まさか、と思う方もいらっしゃるかもしれんません。
が、実際に帯が
※硬い
※金箔が剥げている
※短い
ママ振袖の帯はこれらの特徴を持ったものが多いです。
※そうすると欧米化した骨格のお嬢様には短くて結びにくい。結べない。
※お洒落な帯結びができない
※帯結びの形が出にくい
など問題が出てきます。
個性が大切な今は帯結びで個性を発揮するお嬢様がダントツです。
殆どのお嬢様が「ふくら雀」の帯結びだったというお母様の頃に比べて、今はもう帯結びもバリエーションが増えました。
今の帯はというと、お母様の頃と比べて断然長くなっています。
そして柔らかく、張りがありそういったニーズに合うように作られているように思えます。
逆にママ振袖のある方は使えるものを、使い、それ以外の必要なものを買い足すカタチでまとめる方が多いと思います。
時代に合わせ、お嬢様の個性に寄せて、お母様の振袖を着ることができるのは何にも替え難いよろこびです。
参考にママ振袖にかかる予算をのせたブログ記事も貼っておきます。ママ振袖を着る際の参考になさってくださいませ!
ママの帯本当に使える?はコチラからどうぞ!
ママ振の相場はコチラからどうぞ!
【まとめ】
ママ振袖をお嬢様のコーディネートで新しく生まれかわらせる!
同じ振袖を、帯を母娘で着る。
きっと写真などで見返しても感慨深いものがあるのではないでしょうか?
明治元年の創業から今年で153年目のkimonoしゃなりでございます。
何世代にも渡り、またこれからの時代に合わせ日々進化中です。
着付け師、和裁師常駐のkimonoしゃなりに、大切な振袖をお任せくださいませ。
お母様の思い出と共にお嬢様の個性を最大限引き出せる、そんなご提案をさせていただけると思います。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
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