着付けに必要な小物って何?
この秋、お稽古ごとを始められるかたも多いのではないでしょうか。
当店の着付け教室も、9月から、新たにスタートいたします。
ご興味をお持ちでも、実際に着付け教室ってどんなことをするのかな?
今、家にあるもので、着付けはできるのかしら?と、思ってらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、着付けに必要な持ち物リストを詳しく書いてみました。
着付けに必要な物
さぁ、一緒に準備して参りましょう!!
着付けに必要なもの一式、確認していきますよ〜
着物
- 小紋
- 紬
着付け教室では、何度も着たり脱いだりしますので、気兼ねなくお使いいただけるような、普段着の着物、例えば、小紋の着物だったり、紬などが良いでしょう。
お手持ちに何かお着物があれば、そのお着物を使って頂いて大丈夫です。
ただ、なるべくならご自身のお身体に合った寸法のお着物が望ましいです。
大きすぎる、小さすぎるものは、大変着づらいです。せっかく着付けを習うのならば、まずは着やすいもので、しっかり技術を学びましょう。
もちろん、訪問着や無地の着物でもOKです。この着物が着られるようになりたい!!と言ったものがあれば、そちらをお持ちください。
ぜひ、その着物が着られるように頑張りましょう。
長襦袢
一部式長襦袢・二部式長襦袢どちらでも構いません。
お使いになるお着物に寸法が合っている長襦袢が良いのですが、無ければある物で大丈夫です。
- 短い袖の襦袢(振袖用の長襦袢は袖が長いのでNGです。)
- 半衿が付いているか確認
着付教室では、お手持ちの長襦袢に、衣紋抜きと胸紐を縫い付ける作業から入ります。
帯
着付け教室では、主に三種類の帯を使います。
- 半巾帯…浴衣に使う幅の狭い帯です。
- 名古屋帯…胴に巻く部分が既に半分になっている帯です。主にカジュアル着に使う帯です。
- 袋帯…カジュアル着・フォーマルにも合わせる帯です。
帯については、以前書いたブログがございますので、そちらを参考になさって下さい。
帯もお手持ちの帯を使って頂いて大丈夫です。
昔の帯ですと長さが極端に短いものも有りますし、体型によっては、巻くのに長さが足りない事や、新しい帯ですと逆に余りすぎてしまう事もあるので、その辺は様子をみながら対処させて頂きます。
帯締め
帯結びを最後に留める紐です。
帯締めも種類が沢山あるのです、平織りの面の有る帯締めが有れば、そちらをご用意下さい。結び方を習う上で平組の帯締めの方が理解しやすいと思います。
なければ、丸組でも大丈夫です。
飾り紐と言って浴衣などに結ぶ細い紐ですと、帯締めの役割をはたさないのでNGです。
帯揚げ
帯枕を隠すために使います。
縮緬や綸子など素材は何でも構いません。ただ、絞りですと最初は結びづらいかもしれません。何種類かお持ちでしたら、絞りではないものをお勧めします。
腰紐
腰紐は三本使います。
素材は何でも構いません。(ウール、綿のものが滑らないので使いやすいです)
着付けは、腰紐の面を身体にあてて使います。ですので、アイロンを掛けて、しっかりシワを伸ばしておきましょう。
さらに、仮紐用の紐も二本。
腰紐が余分に有れば、それでOKです。もし買い足すのでしたら、ナイロン素材のものが滑って外しやすいので扱いやすいですよ。
伊達締め
伊達締めは、二本使います。
紐の物、マジックテープでつけるもの、どちらでも構いません。
コーリンベルト
胸元がはだけないように留めるものですが、紐の両端の留め具の部分が壊れやすいので、使う前に一度開いたり閉じたりして確認しておきましょう。
帯枕
お太鼓結びの山を作るものです。
帯枕もさまざまな形が有りますが、着付け教室では、細長いものをご準備下さい。
少し幅の広い物でも大丈夫ですが、細長い帯枕が使いやすいと思います。
帯枕にガーゼがかかっていない時は、薬局などでガーゼをお買い求め頂きかけておいてください。帯枕に元々付いている紐よりも、ガーゼの長さは長めでお願いします。
帯板
帯の腹の部分に入れて使います。
幅の広い物は、振袖やフォーマルの着物を着る際、帯巾を広げて使う時の物です。
着付け教室では、幅の狭い方(ひと回り小さい帯板)を使います。
帯板にベルトが付いているものでもOKです。
衿芯
長襦袢の襟に入れて使います。
衿芯、畳んで収納したりしていませんか?
折り目が付くと使いづらく襟も綺麗に整わなくなってしまうので、衿芯はぐるぐると巻いてしまって下さい。
肌着
肌に直接つくものです。毎回お洗濯するものですので、使いやすい物でご用意下さい。
- 肌着・すそ除け…上下で分かれているもの
- スリップ…ワンピース型のもの
どちらでも構いません。
バストが大きいかたは特になのですが、お着物をおめしになる際は和装ブラをお使い頂くと大変胸元がスッキリして綺麗に着る事ができますよ。
ワイヤー入りのブラジャーは避けましょう。
足袋
白足袋・柄足袋・ソックスなんでもOKです。
ただ、裸足だけはNG!!
こはぜ付きの足袋を履くのでしたら、ぜひサイズがピッタリ合うもので。
ぶかぶかの足袋はカッコ悪いですからね。
フェイスタオル
ボディー作りの補正に使います。着付け教室では、タオルを縫ってヒップパッドの代用を作ります。
フカフカのタオルではなく、薄いタオルを5~6枚ご用意下さい。
もちろん、補正に使うお道具をお持ちでしたら、そちらをお使い頂いて大丈夫です。
持ち運びの方法
どうやって持っていけばいいの?
いざ、行くとなったら、この大荷物。どうやって持っていくのが正解なのか?分からないものです。
簡単にまとめる方法をお教えします。
和装バックを使う
お着物を収納して持ち運びができる便利なバックがあるのをご存じですか?
着物・長襦袢・帯を二つ折りのサイズに畳んで平らに入れることが出来ます。
内側に着付け道具などをまとめて入れてチャックを締めれば、コンパクトにまとまります。
風呂敷でつつむ
大判の風呂敷に全て包んで持ち運ぶ方法です。
一番下に帯、その上に長襦袢、そしてその上に着物、最後に着付け道具一式。といった感じでまとめます。
わたしも、このまとめた風呂敷をさらに大きなトートバックに入れて持ち運んでいます。
スーツケースをつかう
一泊用の小さめのスーツケースを利用して頂くのも良いでしょう。
ただ、スーツケースは詰め方に工夫が必要です。
スカスカの状態でケースを立ててしまうと荷物が全部つぶれて、着物がシワになってしまうので、なるべく空きスペースを作らないように詰めるのがpointです。
あと、着物・長襦袢・帯を畳む際に、間にタオルなどを挟んであげると、畳ジワが付かず綺麗な状態で着用出来ますよ。
まとめ
今回は、着付け教室に通うにあたって必要なお道具をご案内させて頂きましたが、
当店では、こういった小物の確認などを無料着付け体験レッスンで行っております。
初めての方には、着付けに必要なお道具の名前も分かりませんし、使い方も当然分かりません。ですので、着付け教室に通う前に、どういったものを準備すれば良いのか、丁寧にお教えしています。
家にあるものをとりあえず持ってきて頂き、着物は羽織ってみて寸法を確認したり、道具も使える物か一緒に確認していきましょう。
肌に直につく物、肌着・足袋・長襦袢だけは、必ずご用意いただきますが、それ以外のものに関しては、お教室で無料の貸し出しもしています。
慌てずに徐々に揃えていただければ、大丈夫です。
準備が整ったらいよいよ着付け教室レッスンのスタートです!!
KIMONOしゃなり寺﨑
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