七五三の着物の準備
こんにちはKIMONOしゃなりのみづきです。
10月から11月は七五三で賑わう時期ですよね。しゃなりでもお子様の着付けとお母様の着付けをさせていただく機会が多くなってきました。
そこで今回は七五三でのお子様の着物で必要な物、準備しておくべき事をいくつかご紹介していきたいと思います。
三歳、五歳で産着を活用する場合
お宮参りの時に使った産着を女の子は三歳、男の子は五歳で使うことができます。
女の子は産着でもサイズ感に問題なく着ることができますが、男の子だと成長の速さによっては産着だと小さくて着られない事もありますので、気をつけて下さいね。
女の子でも男の子でも、産着を使う場合は肩揚げや腰揚げを事前にしておく必要があります。
特に肩揚げは〈子供の成長を祝う〉という意味がありますので必ずしましょう。
男の子だとほんのちょこっとしか肩揚げできないこともありますが、つまむ程度でも大丈夫ですので必ず肩揚げはしてあげてくださいね。
どのくらい肩揚げ、腰揚げをすれば良いかは実際にお召しになるお着物を本人に羽織らせて測った方が間違いないです。
着せてみて首の付け根から腕のくるぶしまでの長さと、腰上げする場合は同じく首の付け根から足のくるぶしくらいの長さを測ってあげてくださいね。
肩揚げ腰揚げの他にも、長襦袢に半襟をつけたり、縫いついている紐の位置を付け替えたりする必要があります。
女の子なら、お袖に鈴をつけるか袖の丸みを付けてあげる加工もありますので、お直しを出される際に一緒にやってもらうようにしましょう。
3歳さんや5歳さんは丁度成長する頃だと思いますので、寸法取りも余り早い時期にやってしまうと、実際着る頃に体が大きくなっていてつんつるてんになってしまう可能性もあります。
七五三の1~2か月前にお直しは頼んだ方が◎です。
また、3歳、5歳で買い足さなければならないアイテムもありますので年齢別にご紹介しておきますね。
・3歳
三歳女の子は着物、襦袢の他に兵児帯・お被布・草履・巾着・髪飾り・肌着・足袋・が必要です。
お被布は着物の上に着るもので、色も豊富に揃っています。柄も刺繍や総絞り、友禅などありますので、お着物の色柄に合わせて購入することが出来ます。
三歳さんはまだ体も華奢なので大人用の帯は結ぶことが出来ない為、軽くて柔らかい兵児帯を使って着付けをしています。
お被布で見えなくなってしまうので兵児帯をしないお子さまもいますが、兵児帯を結んでいると被布を着た後姿がふっくらするのでより子供らしいカワイイ着姿になります。
また、兵児帯は浴衣の時にも使うことが出来るので買っておいても良いアイテムかなとも思います。
巾着や髪飾りは販売されている物もありますが、お母様が手作りされるのも素敵ですよね。
最近はつまみ細工で髪飾りを自作する方も増えているのだとか!素晴らしいですね。
お草履は足のサイズに合わせて用意してあげましょう。履きなれていないので長時間履けないお子さまが多いので普段履いているお靴も忘れずに用意してあげてくださいね。
肌着は着物用の物も販売されていますが、わざわざ用意しなくてもお洋服用のシャツ(肌着)やスパッツで代用もできます。
・5歳
五歳の男の子は袴姿になりますので、羽織・袴・羽織紐・角帯・懐剣・白扇・お守り・足袋・肌着・雪駄が必要になります。
お直しした産着は、基本的に羽織の下に着るお着物になりますので、背中の豪華な柄は袴で隠れてしまいます。
また、羽織には家紋を入れることが出来るのですが、紋入れにも日数がかかるので紋までしっかり入れる予定の方は肩揚げ腰揚げをするタイミングで一緒に紋入れまで済ませておくと良いです。
袴の長さも身長によって異なりますので、大体くるぶしくらいまでの長さの袴を用意してあげましょう。
長すぎても歩きづらいし、短くてもバランスが良くないです。
着付けも3歳さんよりしっかりとした着付けになる為、産着の時についていた紐で着付けをするよりは、お子さん用の腰ひもと伊達締めを用意してきちんとした着付けをしてもらった方が、着崩れの心配が軽減できると思います。
七歳で着るお着物
7歳さんは最初にも書きましたが、祝着をお直しして着ることは寸法的にまず無理なので、新しく仕立をして準備する必要があります。
販売用だと仮絵羽の状態で用意されているので、実際に試着をして色や柄を選ぶこともできます。
着付けもほぼ二十歳のときの振袖と変わらない着付けになってくるので、見た目もとても華やかですし、帯も袋帯を結ぶので3歳さんと比べると重厚感も出てきます。
7歳の衣装も仕立からきちんとしてもらうと、十三参りの時にもう一度お直しをして着ることもできます。
もし十三参りでも使う予定があるようでしたら、お仕立てをしてもらう時にその旨を伝えておくと安心です。
7歳の七五三で必要になってくるアイテムは、着物・襦袢・袋帯・帯揚げ・帯締め・筥迫(はこせこ)・末広・しごき・草履・バッグ・足袋・肌着・着付けのお道具類です。
帯締めは丸絎け、帯揚げは絞りで帯回りはぷっくりふっくらさせてあげると可愛らしいです。
袋帯は大人同様ちゃんと結んで羽を作るのが正式ですが、羽根の部分がもともと形になっている飾り帯も販売されていますので、好きな方をご購入されると良いと思います。
今回は七五三のお衣装について書いてみました。
ご準備の参考にして頂けたら幸いです。
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