近頃よくニュースで報道されている各地の「メニュー誤表示問題」。

謝罪会見や発表でいいわけとも言える内部の確認・伝達不足の内容には呆れるというか残念。

この報道を聞いて自分の立場に置き換えて考える人も多いはず・・・

ワタシの場合、キモノ業界だったら～と考えてみました。

〇本加賀友禅訪問着→×加賀公認の作家さんの作品を真似た友禅訪問着

〇結城紬のバッグ→×結城以外の産地の生地を使ったバッグ

〇国産ちりめん絹１００％→×海外輸入のちりめん絹

〇手描き友禅振袖→×型染め一部手差しで仕上げた振袖

だめでしょう～～～、こりゃ。

内部での確認不足ってことじゃ片付けられない問題。

結局、消費者をだます形になっている。

ホテルレストランばかりが取り上げられているけど

真実はもっと広いんじゃないだろか・・・って思っちゃいます。

せめてこの業界では誤表示というものは決してしちゃいけないな。

・・・ちなみに誤表示を見た事は幸いにないけど。

着物ってそれじゃなくても、詳しくないと産地、縫製、素材ルートなど分かりずらいものだから。

メーカー、問屋、小売店、百貨店ともにお客さまに真面目に向き合っていくしかないよなぁ。

着物ファンを増やすために。

今までもこれからも　ちゃんと。

今日の　ひとり言でした～