痛くない、足にあう草履と足袋の選び方

さて今日のテーマは、
和装の足元 「痛くない、足にあう草履と足袋の選び方」です。

オシャレと言えば足元から、などとお考えの方!
お洒落道を極めてらっしゃいますね!
夏は浴衣に下駄で、涼やかに、そして成人式をこの秋、冬に控えたお嬢様には草履で華やかに!

洋装が習慣化された現代人には、履きなれない足袋などについてもお伝え致しますので、ちょっと知っておくと便利かも知れません。

  • 「夏にはやっぱり!」痛くない下駄の選び方と履き方
  • 「秋、冬に!成人式や20歳のお祝いの席で」
            痛くない足袋や草履の選び方と履き方
  • 「訪問着や振袖姿でカッコ良く!」痛くない草履での歩き方

「夏にはやっぱり!」痛くない下駄の選び方と履き方

夏の浴衣姿に下駄は、足首がスッキリと涼やかに見えて素敵アイテムの代表ですね。
若い方は、指の間が擦れたりしない様に、予め絆創膏や肌色のテーピングを巻いてから素足で履く方が多いと聞きますが、皆様はどうされていますか?
今は靴屋さんや100円ショップなどでも、透明のジェルシートなどで、鼻緒と指にクッション性を持たせるアイテムなどもあります。

台の素材は、桐、杉が主です。白木のままの素材感を好む方、表面を焼いた飴色のお台で素足で履いても汚れが目立たない物を好む方、鎌倉彫や塗り下駄、台の表に畳を貼った物などを好む方、お好みはそれぞれですね。

そのまま素足ではかれるのであれば、柔らかい素材感の物をオススメします。形には、主に3種類有りますが、一般に流布しているのが右近という形です。
昔は、鼻緒はほっそりしていた方が華奢で美しいと言われていましたが、
今はキラキラしたビジューが付いていたり、ふっくらあたりの柔らかい鼻緒で色も鮮やかカラフルで見た目も個性の時代ですね。

前坪が平たくて硬質な物より、ふわふわとしている方が、もちろん足には優しくて履きやすいです。
夏でもちょっと足元が不安な冷え性な著者のお勧めは、レース足袋を履いてから
下駄を履く事。その時は、半襦袢など襟心を入れて着物風に浴衣も着て外出すると、急な小雨や冷房対策にもなりますよ。

楽しい花火鑑賞や、街着で夕方からのお出かけに是非浴衣と下駄で出かけましょう。
Kimonoしゃなりでは、事前予約にて1000円で浴衣のお着付けも承っております。
ちなみに、訪問着などの礼装は、5000円で受け付けております。お気軽にご利用下さいませ。

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〈痛くない足袋の選び方と履き方〉

ここからは、小紋などのカジュアルシーンの着物や、振袖、訪問着などの礼装に合わせて足元も、足袋に草履を合わせるコーディネートのシーンでのご利用方法をお伝えします。

長く半日から一日中履かれる時に足が痛くなってしまったと仰る方の殆どが、実は自分の足のサイズに合っていない足袋をお履きになっている事や草履のサイズが合わない方が多いのです。
一般的に考えて普段はいている靴のサイズは実際の足のサイズよりも大きいことは皆さまもご理解いただけると思います。

足の実寸サイズとは、つま先からかかとの端までとなります。
そこに0.5センチ加えたサイズが的確な足袋のサイズと言えます。
もしも、メジャーがないという方は、自分の足にぴったりと合う靴は普段どんなサイズを履いていらっしゃるか、お考え下さい。
23.5センチの靴を履くときもあるし、24センチの時もある、という方は小さいサイズの方を基準にお考え下さいね。その靴のサイズから0.5センチ引いたサイズの足袋を基準に選ばれると良いと思います。
つまり靴よりも5ミリ小さいサイズが自分の足袋のサイズとなります。
 但し、男性の方は、甲高の方が多いので、靴と同サイズをお求め頂く方が多いです。履き方はこはぜを外し、半分広げた状態で、爪先から足先を入れ、踵が入ったら、こはぜを下から順番に外から内側へ留め具を入れ込む様に収めましょう。(コハゼの解説は後述があります。)
初めはキツく感じるくらいでちょうどよく、履いているうちに伸びて足にフィットしてきます。

足袋の素材
振袖を成人式で着られるお嬢様で、初めて足袋を長時間履かれる方は、伸縮性のあるブロード・テトロン足袋か、綿足袋を着用されることをお勧めいたします。履きやすく、シワになりにくく足にフィットします。

甲が高くて、足首が太くて、あるいは足首が細くて、などの特徴があるお足をされている方は、メーカーさんによっては、『なみ型』『ふっくら型』『ほそ型』『ささ型』などの型に分けて販売しているところもあります。メーカーごとに表示も異なります。
しゃなりでは、甲高や幅広の足の方には、柔らかくて伸び縮み自在の「ストレッチ足袋」をオススメ、販売もしています。
どうしても綿よりふわっとしてゆるい方がいいという方には、のびる綿キャラコで出来た足袋、ストレッチ足袋などをお選びいただくことも良い方法です。

「単足袋 (ヒトエタビ)」と呼ばれる、コハゼが無くて、普段履いている靴下の様に履けるタイプも有ります。
単足袋は、お茶の席などで、うっかり白い足袋を汚してしまわない様に普通の足袋の上からもう一枚履いて座敷に上がるときに上一枚だけ脱ぐ、という使い方をされる方もいらっしゃいます。小雨の日の対策にも1枚用意しておきたいですね。

最近では、先が2つに割れているブーツなどを履く方もいらっしゃるようで、ブーツ足袋として留め具の無い単足袋は重宝します。

足をお怪我された方など、包帯を巻く必要がある方などは、コハゼの無い、靴下のように履けるタイプを好まれるようです。ナイロンや、テトロン混紡素材の足袋は、伸縮性があり、シワが緩和されます。

因みに一般には着物姿での足元の美しさは、礼装用の足袋はキリッとした爽やかな白、そしてシワのないピンとした白足袋を履き、足首が見えないほど、美しいとされています。

着付けの時に、着物より何より一番最初に身に着ける物が、たび(足袋)です。
コハゼ(小鉤)と呼ばれる足の内側に特有の留め具で固定する部分が足のくるぶしの内側にあります。足首の太さによっては、5枚コハゼが苦しく思われる方は、4枚コハゼの足袋もあります。ご自身の足の特徴に合わせてお選びください。
関西では5枚コハゼが一般的、関東では4枚コハゼの足袋が一般的と言われています。
大きさとしてはコハゼが一個違うだけで、1.5センチ程の違いがあるようです。
コハゼの数に正式な規範は無い様なので、お好みでお選びください。

しゃなりでは、レンタルの方もご購入の方も、ご試着にいらしたときや、お貸出しの際、もしくは採寸の時に足袋もサイズを実商品の上に足を重ねていただき、大き過ぎず、小さ過ぎない丁度良い大きさをお見立ていたします。

日本の伝統的な履物を履くときに用いるため、つま先が親指と他の指の部分の2又にわかれています。
普段よく着物を着用される方は、カジュアルな紬や、小紋の着物に併せて、レースの足袋を合わせてみたり、色鮮やかな足袋を併せてお洒落を楽しむ方もいらっしゃいます。

着物は大変だから着たくない。と思っている方の中には、おそらく夏の浴衣の時に履く下駄の鼻緒が足の人差し指と、中指の間でこすれて剥けてしまい、とっても歩けないなどの痛い思いを幼少の時にしている事があるかもしれませんね。
現在では、色々な素材とカラフルでおしゃれな留め金のない靴下のように履くだけの足袋を夏の浴衣に合わせて下駄に履いて歩かれる方もいらっしゃるので、鼻緒擦れすることもなく、カジュアルなシーンではこういった色足袋は大活躍します。

成人式など式典にご出席の方は、未婚女性の第一礼装である振袖をご着用されるため、足元も、清楚な白足袋を履きます。但し、白足袋は汚れが目立ちやすいので、天候によっては会場につく道中に足袋カバーを履いて、汚れ防止と防寒を兼ねたり、替え足袋を小袋に入れてバックなどに忍ばせて持参される方もいらっしゃいます。
因みに筆者もどこへ行くにしても必ず替え足袋は用意していく、準備派の一人です。

痛くない草履の選び方

久しぶりに会う同級生達と楽しい成人式を1日中楽しんで頂くために、草履の選び方を簡単にご説明致します。
一般に、草履のカカトは高いほどフォーマル向きとなります。
成人式はお祝い事の式典のため、未婚女性の第一礼装である振袖でご出席頂くことが望ましいです。振袖は、その名の通り袖が長く出来て居る為、お履物も汚れない様に通常の草履より高く出来ている華やかな草履をお振袖用としてお店でも扱っています。
先ず、お振袖ご一式をご購入され、新しい草履を履いて歩きづらいと感じるお嬢様の為に順を追ってお話しましょう。

新品の草履は誰でも履きずらいものです。ご納品後には、一度足袋と草履を履いて晴れた日に舗装された家の周りを歩いてみて下さい。
何回か履いているうちに自身の足の形に慣れてきます。

どうしても足に痛みを感じる方は、鼻緒の前坪を少しだけ引っ張るか、自分より少し大きい足のご家族様に一度履いて貰う方もいらっしゃいます。
前坪の引っ張り過ぎは直せないタイプの草履もあるので、慎重に行って下さいね。

次に、これからお振袖選びをなさる方へのアドバイスです。

1.草履の鼻緒、鼻緒を触ってみて、柔らかい物、つまり鼻緒の中綿が多く詰まって居るものを選ぶ。太い鼻緒を選ぶ。

歩いて居ると痛くなる方、きっと指の間が痛くなるのでしょう。Yの字の真ん中の部分を「前坪」まえつぼと言い、足指の間にくる部分です。
起毛素材などの柔らかい素材の使用された草履の方が、皮素材などの硬質感のある物より、楽に履けます。

2.「草履台」靴で言えばソール靴底の部分。ここが、クッション性に富んだ物を選びましょう。                            
草履台の上の表面部分を「天てん」と言い、ここを、ぐっと指で押してみましょう。身体の敏感なセンサー機能のある、足の裏が触れる表面の部分なので、この部分にクッション性があると、疲れにくいのです。
また、草履台の厚み、つまり高さの違いからも、歩きやすさ履きやすさが変わります。

一般的に、言ってみれば厚底ブーツを履いて居る様なもの。歩き易いけれど、当然、普段より目線も高く、普段の靴の感覚と異なり、足元の感覚がおぼつかない状態になり易いのです。
いつも大股で颯爽と歩く方も、和装の時は気持ち内股の小さい歩幅でゆっくり歩くことを心がけましょう。

3.体型や習慣に合わせて

小柄な方は、少しでもスラリと背を高く見せたいものです。
カカトの高い草履を選ぶのも一つです。また、足袋のインナーに入れる底上げタイプのクッションもあります。
このクッション専用の足袋が必要になります。しゃなりでも販売していますので、
お店スタッフへご相談下さい。

家の中でつまづき易い方は、安定感のある低めの振袖用草履をお選びください。
一般的に、踵が草履よりも、1・5〜2センチ程出ている方が、歩きやすいとされます。草履よりも足の方が外に出ているほうが、着物の裾を踏んだり巻き込んだりしないので、振袖の着崩れも回避出来るから良い事だらけなのです。

余談として

レンタルで振袖ご一式を借りるご予定の方は、前年度などに予め足を通された状態の草履を借りられる為、硬すぎたり小さすぎてお困りになることは少ないと思います。逆に緩すぎて、歩きにくくないか、ご納品時に履いて確かめましょう。

また、10〜20年程使用していない久しぶりに外気に触れるママの草履をご利用になる方は、経年劣化で鼻緒が歩行中に切れたりしないかどうか、事前のご確認が必要かと思われます。せっかくのお祝い気分が台無しにならない様にかならずご確認なさることをオススメ致します。

万一雨の場合、会場までの乗り降りは汚れないよう靴などで移動し、会場に着いたら草履カバーを別途ご用意しておき、草履に履き替えて、式場の室内へ移動なさると良いでしょう。
くれぐれも、靴から草履への履き替え自体を、お忘れなきよう、送迎のご家族に全身隈なく最終チェックしてもらって会場入りしましょう。靴のお忘れ物も多いので、お気をつけ頂きたい悪天候時のポイントです。

痛くない草履での歩き方

草履をはくときは、踵を少し出して履くようにしましょう。
フリーサイズのレンタルは、サイズの大小が一定の為選べない事が多いですが、
ご購入される方の場合は、注意ポイントです。
踵を少し出す事で、美しい立ち姿になるだけで無く、足腰膝にも負担をかけにくい歩き方となります。

また、草履を着用して重心がどうしても前にかかりやすいお振袖姿は、特に前過ぎにならず、逆に後ろ重心で転ばぬ様に気をつけるポイントをお伝えします。
それは、意外かも知れませんが、「着付けして貰う時に、キチンと真っ直ぐ立つ」という事です。胸を張って前を向き、手は身体の脇線に沿って自然に下へ。
頭から糸で吊られたイメージでスッとした立ち姿で居て下さい。

筆者は、個人的に、着物で歩き回る時は、お臍の下の丹田を意識して、胸を張って堂々と歩く事と、敢えて歩幅を小さくとり、右手で、着物の前みごろを風で旗めかせないように必要とあれば軽く押さえながら歩くように心掛けています。

階段などの上がり下りは、裾を踏んだりしないように、ゆっくりと動いて下さいね。優雅なお振袖姿は、ゆったりとした動きの中でこそ光ります。
爪先は少し内側を意識して、後脚の膝の裏側は伸ばして、歩きましょう。

まとめとして

着物を着て筋が伸びてちょっとだけ普段より緊張して歩くもの。

足が痛くなったりしないよう、足袋も草履も靴より小さめを選ぶ事、座っていたところから急に立ち上がる時など、袖の袂でつまづかないようにお気をつけ下さいね。
車の乗り降りは、くれぐれも車の車体側の汚れをお着物で拭き取らないように、お気をつけ下さい。お尻から座り、足を後から座席下に寄せるよう乗り込んで下さると、とってもすてきです。

準備もエレガントにゆとりを持って楽しんで頂けると嬉しいです。
皆様の着物ライフがより快適なものとなります様に。
Kimonoしゃなりはスタッフ一同、着物関係のお悩み、ご相談毎は、大歓迎です。
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著者 Kimonoしゃなり 着付師 見辺明子

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