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結城紬の産地見学②

前回の記事の続きです。。


茨城県結城市にある結城紬問屋、奥順株式会社さんには


結城産地の発展を伝えるための資料館「手緒里」があります。




明治40年創業から今にいたるまでの歴史が古くは平安時代のものから展示してあります。


(館内撮影禁止ですが、今回は許可をもらい撮らせていただきました)



昔の呉服屋さんとの反物売買などで使った資料や結城紬の見本帳など


見ているだけで歴史を感じます。



入場料はいりますが一般向けに開放されているのでぜひ訪れてみてください。




そして前回訪れた時はなかったのですが、


新施設のギャラリーで伝統工芸士の女性の方に


実際に「糸紡ぎ」や「いざり機」での織の実演を見せていただきました。



指先に唾をつけながら真綿の風合いを熟練の技で手早く糸にしていきます。


撚りをかけずにふんわり紡いでいるので


あの独特な温かみのある結城紬が生まれるのです。


一反の着物をつくるのに、3000メートルの糸の長さが必要だそうで


イメージすると山手線一周の長さとほぼ一緒だそうです。


糸を紡ぐだけでもかなりの時間がかかることがわかりますね。



そしてちょっと逆光で見ずらくなってしまいましたが「いざり機」で織る姿です。



一般的な高機とちがい、腰で生地を引っ張りながら織る技は真似ができませんね。


2006年にオープンした結城紬総合施設ではフリーで見学もできますし


織や染の体験レッスンも行っているのでぜひチェックしてください。


つむぎの館 http://www.yukitumugi.co.jp/experience/personal.html




そして皆さんにお知らせです!



こんな素晴らしい結城紬に触れ合うことができ、


3月7日(金)~10日(月)まで当店にて「結城紬」特別展示もすることになりました。


今からドキドキです~。


今回いろいろお世話になった奥順さんの良さが少しでも身近に伝えられればと。



ぜひお近くにおいでの際はのぞいてみてください!









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