【初心者のお母様へ】振袖ってなに?成人式に着物じゃないとダメなの?いくらかかるの?いつから準備するの?全部まるっとお答えします!

こんにちは。「KIMONOしゃなり」のブログへようこそ。
最近、お客様との会話の中で驚いたことがあります。
それは、「成人式に振袖を着るって知らなかった」「そもそも振袖って何?」というお母様が、想像以上に多くいらっしゃるということ。
たしかに、今は着物にふれる機会も少なくなり、「振袖は当たり前」という感覚がなくなってきているのかもしれません。
でも、お嬢様にとっても、お母様にとっても、一生に一度の大切な節目である「ハタチの集い」。
「知らなかった」では終わらせたくない!そう思い、今回は振袖の基本をまるっと解説いたします。
振袖って何?なぜ成人式に着るの?

まず、振袖(ふりそで)とは、袖の長い未婚女性の第一礼装(いちれいそう)です。
華やかで、可愛らしさの中に格調もある、特別な晴れ着(はれぎ)。
成人式や結婚式のお呼ばれ、謝恩会など、限られた「ハレの日」にだけ着る、特別な着物です。
長い袖には、「厄を払い、良縁を呼び込む」という意味が込められています。
そして何より、振袖は“今しか着られない”着物。結婚すれば、もう着ることはなくなります。
つまり、成人式で振袖を着ることは、
「大人になったことを家族や地域に伝える」
「人生の節目を、美しく記憶に残す」
そんな日本ならではの文化なんです。
もちろん、洋装で出席しても問題ありません。
でもあとで「やっぱり着せてあげたらよかった…」というお母様の声も、たくさん聞いてきました。
振袖を着る・着せることは、親子にとって大切な節目を心に刻む儀式のようなもの。
私たちは、そう考えています。
準備に必要なものは?レンタル?購入?何が違うの?
「振袖って、着物と帯だけじゃないの?」とよく聞かれます。
実は、必要なものは15点以上にもなるんです。
美しい着姿で成人式を迎えるためには、振袖本体だけでなく、様々な小物やサービスが必要です。
【振袖一式で必要なもの】

- 振袖(ふりそで)
- 袋帯(ふくろおび)
- 長襦袢(ながじゅばん)
- 重ね衿(かさねえり)
- 帯揚げ・帯締め
- 草履・バッグ
- ショール(冬用)
- 肌着・裾よけ
- 腰ひも・伊達締め・帯板・帯枕などの小物
- 髪飾り
- 足袋(たび)
これらに加えて、当日の着付けやヘアメイク、そして記念に残すための前撮り撮影も大切な準備のひとつです。
これらの準備をすべてご自身で手配するのは大変な作業です。
レンタル・購入・ママ振、何が違うの?
そのため、多くの振袖専門店では、すべてのアイテムやサービスをまとめて依頼できる「レンタルプラン」「購入プラン」「ママ振(お母様やお姉様の振袖を着るプラン)」という3つのプランが一般的です。
「KIMONOしゃなり」は、どんなご要望にもお応えします。
準備方法 | 特徴 | こんな方におすすめ |
レンタル | 予算を抑え、成人式や卒業式、結婚式など、イベントごとに異なるデザインを楽しめます。着物のお手入れや保管も不要です。 | 着る機会が限られており、毎回違う雰囲気を楽しみたい方 |
購入 | ご自身の体に合わせたオーダーメイドで、何回でも着られます。将来、娘さんや妹さんに引き継ぐことも可能です。 | 振袖を自分のものにしたい、特別な一着が欲しい方 |
ママ振 | 振袖本体の費用がかからないため、費用を抑えられます。 | 家族の思い出の振袖を着たい、小物を新しく揃えたい方 |
このように、どの準備方法を選ばれても、専門の店舗に任せることで、一つ一つ手配する手間を大幅に減らすことができます。
「KIMONOしゃなり」では、着物の知識がゼロでも、お客様一人ひとりに合った最適なプランをご提案します。どんな些細なことでも、安心してご相談ください。
振袖っていくらぐらいかかるの?
これもよくあるご質問です。目安はこのくらいです:
- レンタル振袖一式+前撮り+当日支度:
約15万円〜35万円 - 購入振袖一式+前撮り+当日支度:
約30万円〜80万円 - ママ振を活かす(帯や小物を新調)+支度一式:
約10万円〜25万円
金額に幅があるのは、「どんな振袖を選ぶか」「どんなプランにするか」によって変わるためです。
ですが、いずれの場合も、「振袖+前撮り撮影+成人式当日のお仕度」がセットになったお得なパックプランが主流です。
支払い方法は、当店の場合ですと、現金・クレジット・電子マネー・分割支払い(ジャックス)がございます。
いつから準備すればいいの?タイミングが大事!
実は、振袖の準備は成人式の1年半〜2年前から始める方が多数派です。
「そんなに早く!?」と思われるかもしれませんが、理由があります。
- 人気の振袖は早い者勝ち
- 成人式当日のヘアメイク・着付けの予約枠が限られている
- 前撮り撮影を早めに済ませたい
高校3年生なって〜卒業直後に振袖選びを始めるご家庭が多くなっています。
「ちょっと早いかな?」と思っても、実はちょうど良い時期なんです。
最後に|“大人になる”という一歩を、一緒にお祝いしましょう
振袖は、単なる晴れ着ではありません。
それは、お嬢様にとって「大人になることを自覚する日」。
そして、お母様にとっても「子育てをひと区切りする日」でもあります。
「似合うかわからない」
「着物のこと、全然わからない」
「そもそも振袖って必要なの?」
そんなお母様にこそ、ぜひご相談いただきたいと思っています。
「KIMONOしゃなり」では、知識ゼロでも大丈夫。
試着だけでも大歓迎。気に入るものがなければ、もちろん無理に勧めることもありません。
まずは見て、着て、写真を撮ってみてください。
そこからきっと、「あ、やっぱり振袖っていいな」と感じていただけるはずです。
お嬢様のハタチの記念に、最高の一枚を。
そして、親子で過ごす最高の一日を。
私たちが、全力でサポートいたします!