振袖を着るのに「コレ」が必須!

振袖を着るのに「コレ」が必須!

こんにちは!・゜゚・:.。一期一会.。.:・゜゚・を大切にしている松川です。

振袖のカタログを見ていると
「振袖フルセット価格」や
「参考セット価格」
など,振袖の価格ではなくセット価格で掲載されていること多くありませんか?

そこで疑問。
「セット」ってどれのこと?
と思った人もいるはずです。

今回は,振袖を着るのに最低限「コレ」は必要というものをお教えしたいと思います!

◯着姿に必要なもの

  • 振袖(ふりそで)
  • 長襦袢(ながじゅばん)
  • 半衿(はんえり)
  • 袋帯(ふくろおび)
  • 重ね衿(かさねえり) ・伊達衿(だてえり)
  • 帯締・帯〆(おびじめ)
  • 帯揚(おびあげ)
  • 草履(ぞうり)・バッグ
  • 髪飾り(かみかざり)

◯着付け小物

  • 肌襦袢(はだじゅばん)・肌着・きものスリップ
  • 衿芯(えりしん)
  • 腰紐(こしひも)※4本以上
  • 伊達締め(だてじめ)※2本
  • 帯枕(おびまくら)
  • コーリンベルト・きものベルト・着付けベルト
  • 前板(まえいた)
  • 三重紐(さんじゅうひも)
  • 足袋(たび)
  • ショール
  • 補正パッド・フェイスタオル※4本以上

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【着姿編】

①振袖(ふりそで)

振袖は,訪問着(ほうもんぎ)や留袖(とめそで)と違い,「振り」のある着物のこと。
若い女性の第一礼装として成人式,結婚式の花嫁衣装,参列で着用されます。

※注意することとして,購入した振袖は着用前にしつけ糸を取る必要があります。
どの糸を切ったら良いのか分からず,不安な人は前撮りなどの際にスタッフにとってもらうのが◎!前撮りをせず,成人式本番に初めて着用予定の方は,事前に購入店舗でしつけ糸を取ってもらうと,当日の着付けの際,とてもスムーズです。
※レンタル用振袖は何もしなくてOKです♪

②長襦袢(ながじゅばん)※振袖用の長襦袢

長襦袢とは,振袖を汗や皮脂から守ために着用する襦袢(じゅばん)と呼ばれる和服の下に必ず着るもの。
襦袢には,着物のような形の長襦袢,上半身だけの半襦袢(はんじゅばん),下着のように着用する長襦袢よりも袖や丈が短い肌襦袢(はだじゅばん)があります。

長襦袢は肌襦袢(肌着など)の上,振袖の下に着るもの。

※注意することとして,長襦袢と振袖の寸法は必ず合っているものにしてください。
例)母の長襦袢があるから,振袖だけ新品を購入した場合は,長襦袢を店頭に持って行き,長襦袢の寸法に合わせた振袖を仕立てます。長襦袢と振袖の寸法が合っていないと,袖口(そでぐち)から長襦袢が出てしまい,綺麗に着ることができません。

③半衿(はんえり)

半衿は長襦袢に取り付ける衿(えり)のこと。
刺繍が入っているものに関しては刺繍衿(ししゅうえり)とも言います。
振袖と合わせるも良し。帯や小物と合わせるも良し。
顔に一番近いものなので,白色以外を選ぶ際は鏡を見ながらコーディネートすることをおすすめいたします!

④袋帯(ふくろろおび)

袋帯は,帯の中でも格式の高い帯として位置付けられています。
名称の由来は表地と裏地に異なる2枚の生地を袋状に縫い合わせて仕立てていることからきています。
一般的に格式張った式典やお祝いの席で使われることが多く,金色や銀色の豪華な模様やおしゃれ帯として使えるワンポイントの柄など,種類は様々。

似たもので名古屋帯(なごやおび)と呼ばれるものがあります。
袋帯と区別する方法は”長さ”です。
袋帯の長さは約4m17cm,幅は約31cmが一般的。
それに対して名古屋帯の長さは約3m60cm幅は約30cmが一般的。
長さが約50cmも違うのです。(この長さでは振袖特有の凝った飾り結びができないのです・・・)
名古屋帯は主にカジュアル〜セミフォーマルに絞められる帯なので未婚女性の第一礼装である振袖には基本使用しません。

⑤重ね衿(かさねえり),伊達衿(だてえり)

振袖の長襦袢の間に入る,飾り衿のようなもの。
1色のみのスッキリタイプから,2〜3色使いの華やかタイプ,ストーンやパール,レースがついたタイプもあり,配色や種類も様々です♪

※伊達衿(だてえり)と伊達締め(だてじめ)について
名前は似ていますが,全くの別物ですので注意が必要です。伊達締めについては後ほどご紹介させていただきます。

※また,③で紹介した半衿(はんえり)とも別のお道具になりますのでご注意くださいませ。

⑥帯締め,帯〆(おびじめ)

帯の真ん中に入る紐状のパーツになります。

※お母様世代ですと「平打ち」と呼ばれる飾りのない平たいシンプルな帯締めが主流でしたが,現在はパールなどの飾りがついて,色も鮮やかなものが一般的です。

⑦帯揚げ(おびあげ)

帯の上につける飾りで,帯を支える帯枕(帯枕については後ほど♪)を包んで隠してくれます。

色がふんわりと出る鹿の子絞り(かのこしぼり)や,色がはっきりと出るちりめん,最近ではレースなど印象や素材感の違う種類が色々あります。

⑦草履(ぞうり),バッグ

草履バッグもデザインは様々。
4段重ねの足が長く見えるタイプなどもあり,華やかなものもあればスタイリッシュなものまで。好みで選んでいただいて大丈夫です。
スタイリッシュなデザインのものは,振袖のみではなく訪問着(ほうもんぎ)などでこの先ずっと使って頂けますよ〜!

⑧髪飾り(かみかざり)

今は生花を付ける方,金箔を髪の毛に直接付ける方もいらっしゃいます。
シンプルでも豪華でも,髪飾りはヘアセットに合わせてお好みで楽しんでください!

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【小物編】

①肌襦袢(はだじゅばん),肌着,きものスリップ

長襦袢の下に着る,いわば「下着」です。

肌襦袢や裾よけ(すそよけ),お店によっては「きものスリップ」という名前で置いてあるところもあります。
そして,上下が繋がったワンピースタイプと上下が分かれたセパレートタイプがあります。

②衿芯(えりしん)

衿芯は長襦袢の衿の部分の中に入れて使うものです。
これを入れることで衿に芯が通り,しっかりと衣紋が抜けたキレイな衿になります。

※クリーニングに出す際には衿芯を抜いた状態でお預けくださいね♪

③腰紐(こしひも)4本以上

腰紐は,使う本数が着付け師さんによって違う場合があります。
KIMKONOしゃなりでは腰紐4本ご準備いただいております。

振袖本体の着付け以外にも,補正に使ったり,身長に対して長い長襦袢をたくし上げるために使ったりと必要な本数が変わりやすい道具と言えるでしょう。

④伊達締め(だてじめ)2本

伊達締めは腰紐の上から結んで腰紐を安定させる役割があり,基本的に2本使います。
主に3つの種類があり,正絹・ポリエステル・ゴムがあります。使い心地で選んでもOK,お値段で選んでもOK!!

ちなみに・・・

*ゴムタイプ→最も安価ですが,ゴムなので通気性にやや難あり。劣化も早いです。
*ポリエステルタイプ→ゴムよりはお値段が上がりますが,その分使い心地はGOOD♪
*正絹タイプ→価格はポリエステルと同じか,若干上がります。通気性・耐久ともに優れているので,正絹タイプを揃えておくと一生モノとしてお使いいただけます!

⑤帯枕(おびまくら)

帯結びの土台を作る,形を整えて飾り結びのボリュームを支える役割をします。
枕はガーゼで包まれているタイプが多いです。ガーゼに入ったまま使用します。

⑥コーリンベルト,きものベルト,着付けベルト

簡単にいうと「両端にクリップがついたゴム紐」です。
衿の着崩れを防いで,キレイに整えるために使います。

⑦前板(まえいた)

帯の下で土台となる道具です。前板を絞めることで帯の表面にハリが出て,キレイに見えます。
夏用の通気性が良いメッシュタイプもありますが,振袖を着用するときは通常タイプを用意しましょう。

※後板(うしろいた)もございますが,必須ではありません。あると,より帯結びが安定します。後板は振袖専用道具です。

⑧三重紐(さんじゅうひも)

振袖専用道具,且つ必須アイテムです。四重紐(よんじゅうひも)もありますが,どちらを用意していただいても構いません。
帯の飾り結びを豪華にするために使用します。

⑨足袋(たび)

足袋は振袖を着る際の「靴下」のようなもの。
草履を履く時に足袋が合っていないと足を痛める原因となりますので,サイズには注意してください。
サイズは,普段履く靴のサイズと同じでOKです。

※足首に太さがあったり,甲高な方に関しては,十分にストレッチの効くモノを選ぶとより快適に履けますよ〜!

⑩ショール

振袖の首元にショールをふわりと巻くと「成人式らしく」なりますね!
見た目だけのモノ・・・・?
いや,ショールには防寒の役割があります。
振袖は衣紋(えもん:衿の後ろの首のところ)をしっかり抜いて(空けて)着るので,1月の成人式では風が入り込んで相当寒いです。
式典の際は外しますが,外を歩く際はショールを上手に活用しましょう!

⑪補正パッド,フェイスタオル 4〜5本

着物は寸胴の方がキレイに仕上がります。
身体のラインが出ないよう,凹凸をなくすために補正が必須です!

*補正パッドという着物用の体型補正アイテムを使う
*薄手のフェイスタオルを折りたたんで補正にする
*脱脂綿を適量にちぎって使う

補正に使う道具ややり方は着付け師さんによって様々ですが,補正を丁寧にしないと着崩れの原因になり,美しい着姿になりません。
着付けの際には上記3点のいずれかを必ず準備しましょう!

さて,いかがでしたか?
和服を着る際には必要な小物・道具がたくさんあります。

何が足りないのか,何が必要なのかわからない・・・そして迷った際には是非KIMONOしゃなりまでお問合せくださいませ^^
しゃなりスタッフは全員が着付け師なので,丁寧に教えちゃいます!!

そして足りないものも,道具全て店頭にご用意してありますのでスタッフまで気軽にお尋ねください!

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